筋膜リリース『ウソ!?ホント!?』

近年、テレビの健康番組や雑誌などでよく見かけるようになった「セルフ筋膜リリース」、「筋膜はがし」と言う言葉をよく耳にしますね。

私は、筋膜(ファシア)に関する勉強会、研修会に参加したり、筋膜の論文、参考書を読んだりしたのでその詳細は説明していきます。

筋膜リリースは誤解されていることが多い!!

⚫︎筋膜リリースで筋膜が剥がれる?

⚫︎丸い筒(フォームローラー・ストレッチポール)でコロコロすると筋膜の癒着が取れる?

⚫︎痛いくらいゴリゴリやるのが効いている証拠?

筋膜(ファシア)リリースや筋膜に関する研究や論文はここ数十年でようやく進んでおりエビデンスの蓄積がされてきた。まだまだ不明な点も多い。

筋膜リリースとは?

筋膜リリースとは、アメリカの理学療法士であるジョン・F・バーンズ(John F. Barns)さんという方が考案した徒手療法が始まり。

アメリカの筋膜リリースを日本に持ってきたのが、首都大東京の教授(理学療法士兼医学博士)竹井仁 元教授です。

フォームローラーやストレッチポールを使ってコロコロするのが筋膜リリースではないということです。

 

筋膜ってなに?

筋膜という表現を使っているのが日本くらいで、海外では『Fascia』と言って、身体の中にある結合組織の事を示しています。

筋、骨、血管、心臓、内臓、脳、細胞などのそれぞれをつなぎ合わせるのが組織の役割なんです。

その役割をしているのが筋膜→Fasciaなんです。

 

筋膜の構造は?

筋膜は主にコラーゲンとエラスチン、ヒアルロン酸でできており、残りは水分で構成。

簡単に言うと、水と繊維です。

また、ミルフィーユ形状となっております。

コラーゲン線維とコラーゲン線維の間には疎性結合組織(膠原繊維)が存在し、ここにはヒアルロン酸や水分があり、層同士が滑るのを助ける役割があります。

 

 

筋膜の役割

①姿勢の維持

筋膜は全身をネットワーク状に覆いながら身体の形や身体にある組織の形を保っています。

筋膜が前後左右のバランスを保ちながら張力を発揮することで、私たちが立ったり、歩いたりするときの姿勢を保持していると考えられている。

②力の伝達

姿勢の維持にも関わってきますが、筋膜には筋肉が発揮した力を伝達する働きがある。

全身を使うスポーツで効果を発揮しやすいです。

例えば、野球でピッチャーがボールを投げる際に足で踏ん張った力が体幹や腕へ伝達され、最終的に指先に集中した力でボールをリリース(投げる)することができるという感じです。

なので、下半身が強いピッチャーの方が球速が速かったりします。

 

③感覚のフィードバック

筋膜(ファシア)の中には、固有感覚受容器と言って、感覚を脳に伝える神経が豊富に含まれています。

 

例えば、「痛い」、「痒い」、「くすぐったい」、「触られている」、「伸びている」

もっと簡潔にいうと

『肘がどれぐらい伸びている』

『腕がどれぐらい曲がっている』などの様々な感覚。

筋膜(ファシア)リリース専門店だからこそできる筋膜調整

当店の筋膜リリースは、日本の筋膜整体・調整の中でも質の高い施術を行なっております。

アメリカで開発された筋膜リリース

イタリアで開発された筋膜マニュピレーション

日本で開発された組織間リリース(ISR)

この3つの技術を合わせたトップレベルの筋膜リリースを行なっています。

筋膜調整を学べるのは、医師、理学療法士の医療国家資格のみ。

整体でやっているなんちゃって筋膜リリースとはレベルが断然違います。

また、当店のような3つの筋膜調整をやっている筋膜整体は日本で数少なく、人それぞれの症状やお悩みなどに合わせられるのも当店の特徴です。

まとめ

⚫︎日本人の想像されている筋膜リリース・整体はイメージと間違っている→流行り言葉やニセモノが多い

⚫︎筋膜ローラー(フォームローラー)・ストレッチポールは筋膜リリースではなく、セルフマッサージ→エビデンス(医学的根拠)がない、身体のセルフケア程度

⚫︎筋膜リリースは医者・理学療法士の考案により開発された素晴らしい技術→無資格の整体・民間資格・医療国家資格以外の方は学ぶ機会がない

⚫︎筋膜リリースは、難しい技術なので専門家に依頼する。

当店は最短で痛みを改善したい方

   第二の骨格(筋膜)を長い目でしっかりと変化させたい方(姿勢・日頃のお悩み)

の2種類のコースをご用意しております。ぜひ、ご予約・ご来店お待ちしております。

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